スタジオ・サニーサイド

札幌を拠点に活動する、ゲームのサウンド&シナリオ制作スタジオです

知的財産管理技能検定3級を受験してみた

こんにちは、昔バイオハザード4やりすぎて大変だったけど、今はバイオハザードRe:4をやりすぎて大変な加藤です。

 

 

それはさておき、去年「ビジネス著作権検定初級」を受けたという記事を書きましたが、せっかく著作権の勉強をしたことだしと、「知的財産管理技能検定3級」という国家資格も受けることにしました。

普段の仕事で知財に関係することはないんですが、それでもゲーム業界の特許に関するニュースも見聞きしますし、何か名称をつけるときに他社の商標を「特許情報プラットフォーム」で検索してみたりと、身近ではあると思うんですよね。

しかしフワッとした知識しかないので、これを機に基本的な知識を得ておきたいところです。

 

 

さて「知的財産管理技能検定」についてですが…

この資格では、知的財産に関わる法律のうち

などから出題されます。

1~3級の3段階あり、試験は「学科」と「実技」の2種類の筆記試験を受けまして、両方合格する必要があります。学科は知識、実技は業務上の判断を問われます。

 

今回、私は一番簡単な3級を受けました。

勉強に使ったのはこちら、2級の公式テキストと、3級の過去問題集です。

 

「3級を受けるのに、なんで2級のテキスト?」と思われるかもしれませんが、ビジネス著作権検定を受けたときの手応えから、最初から2級でもいけるんちゃうかと思って2級のテキストを買ったんですよね。

でもちょっと勉強してみたらかなり難しい!

調べたら2級は実務経験がある人向けだそうで、確かに出題される事例もテキストに書いていないようなことが多くて、こりゃ無理だと申し込み時に3級に変えました。無謀だった…。

2級も3級も出題範囲は同じなので、そのまま2級テキストで勉強しました(問題の難度が違う)。

また過去問は公式サイトでもダウンロードできるのですが、補完したくて、お安くなっている古い問題集を購入しました。ただ古い本を使う場合、法改正が入ると変わるので、そこは要注意ですね。

 

 

過去の出題傾向を見ると、著作権に関する出題は25%程度。

著作権については勉強したばかりだったので、そこはスルーして他の勉強に注力できたのがよかったです!

実は「ビジネス著作権検定は受けずに、最初から知財管理技能士の方を受けておけばよかったかなあ」とちょっと後悔していたのですが、ヤヤコシイ著作権の勉強だけ先に済ませておけたのはよかったかも。

人生に無駄なことなどない…。

と名言ぽいことをつぶやきつつ、一度で終わらせるべく勉強しました。

 

 

そして試験当日。

試験会場の北海道大学

他の資格試験も行われていたようで、門にざっくりした看板が立っていました。

 

試験当日は3月中旬でしたが、当日の早朝に大雪が!

幸い朝には晴れましたが足元が悪くて、会場に行くのが大変でした。

 

除雪が間に合わず、試験会場への道は獣道になってました。

 

 

実は会場に着くまで「3級にしたし大丈夫だろ」と謎の余裕があったんですが、外がこんな感じなので、試験会場が大変寒い。

また前回の検定はオンラインで自宅で受けましたから、「会場で試験を受ける」こと自体が、学生時代から二十数年ぶりくらいなわけで…。

緊張するし寒いしで、試験中はかなり混乱してました。終わったときには「ダメかも…」とへこんでましたね。自分の本番弱さを痛感しながら帰りました。

 

 

で、先日結果が出まして、なんとか合格!

晴れて「3級知的財産管理技能士」のIDをいただいたのでした。

普段の仕事には直接関係ないとはいえ、やはり普段から創作物を扱っている以上は意識していきたいところです。

 

 

そしてせっかくなので、興味がある方に、各種法律のわかりやすかったサイトを紹介します。興味があったら見てみてください!

 

www.cric.or.jp

 

  • 特許、実用新案、商標、意匠(トップページのメニューから見てください)

www.jpo.go.jp

 

 

最後に…

勉強中、村井P先生のYoutubeチャンネルに大変お世話になりました。

ありがとうございました~!

youtu.be