こんにちは加藤です!
今回は雑談です。
※鵡川(むかわ)町と穂別(ほべつ)町が合併して「むかわ町」になっため「むかわ町の穂別博物館」となっています。
むかわ町はココ!
むかわ町といえば、8割の全身骨格が発見され、2019年に新種と発表された通称むかわ竜、学名カムイサウルス・ジャポニクスの全身骨格が発見された場所です。
概要は
- 2003年 発見されるが、首長竜の化石として調査待ちで保管
- 2011年 恐竜の化石と判明、発見地点周辺の発掘開始
- 2017年 全身の8割が発見される。通称が「むかわ竜」に
- 2019年 学名「カムイサウルス・ジャポニクス」に
- 2022年 新館建設、展示予定だったが胆振東部地震の影響で保留中
こんな感じです!
以前から興味があってNHKの特番等々見ていまして、一度むかわに行ってみたいと思ってたんですよね~。
むかわ町のサイトによる解説はこちら↓
全身骨格の映像はこちら↓
というわけで行ってきました、むかわ町の穂別博物館。
穂別博物館はこぢんまりしていて、上記のようにカムイサウルス(本物)の展示はなかったのですが、受付の壁の上にレプリカのレリーフは飾られていましたよ!
あとわたくし、映画「ジュラシック・ワールド」の影響で「Tレックスよりモササウルスの方が強い」と刷り込まれ、「モササウルス最強説」をなんの裏付けもなく信じておりましたので、モササウルスの展示があって嬉しかったです。
なおモササウルスは恐竜ではなく爬虫類だそうです。
↓NHKも「モササウルスの方が強い」って言ってた(?)
【恐竜CG】ティラノサウルスも狙う!海の王者モササウルスの狩り【NHKスペシャル 恐竜超世界×NHK1.5ch】Japanese dinosaurs CG
また穂別博物館では特別展「カムイサウルス発掘展(2020)」というパネルの展示もありましたが、これがなかなか面白く、むかわ竜発掘の流れを詳細に、しかもときどきユーモアが見え隠れする文章で書かれていて、ライターの端くれとして「むむっ読ませる…!」と大変感銘を受けました。
なお書いたのは穂別博物館の学芸員さんとのことで、PDFが公開されていて全部読めますので、興味がある方、ぜひ読んでみてください。
PDFの直リンクはこちら→「カムイサウルス発掘展(2020)展示パネル」
※むかわ竜に関しては「2 恐竜化石の発見」からごらんください。
うちの子供も興味深そうにしていたので、こちらの漫画「むかわ竜発掘記」も購入しました。
なお、この漫画を購入する際、
子「この表紙のキャラってダイナソー小林(発掘に携わった小林先生の愛称)かなぁ?」
私「違うって! 架空のキャラだよ!」
聞いていた受付の方「いえ……それ全部実在の人物です……」
私「ええ!? すみません!!」
子「ほらぁ~。だって似てるもん」
というやりとりがございました。大変失礼いたしました。
漫画はやけに熱く、発掘の経緯がわかりやすくて面白かったです。
なお、穂別博物館ではカムイサウルス展示のために新館建設の予定があったそうですが、胆振東部地震の影響で保留中、どうなるか未定とのこと。
レプリカでもいいから、立ってるカムイサウルスの姿が見たいなぁ~。
地震のほかに新型コロナウィルスの影響もあって難しいとは思いますが、是非展示の予定が進むことを願っています。
北海道では(我が家的には?)大注目のむかわ竜ですが、道外でご存知ない方にも知っていただきたいなぁ~と思って記事にしてみました。
もしまたテレビなどでお見かけの際はチェックしてみてください!
それではまた。