スタジオ・サニーサイド

札幌を拠点に活動する、ゲームのサウンド&シナリオ制作スタジオです

PRESONUS Eris E5(モニタースピーカー)を買ってみました/札幌ゲーム会社まとめ追加(2019年4月)

息子のスケボーに乗ったら華麗に転倒、手首から着地したら曲がらなくなりました。ご無沙汰しております。banです。

 

 

 

 

先日、仕事場で作業しておりましたところ、突然スピーカーから「ブーーーーーーーーーーーーー」とビブラートのないブブゼラみたいな音が出始めまして、まいったな何かのはずみでノイズ乗ったかな、と思ってスピーカーを外し点検したところ、他の機材から隔離した状態でも元気にお出になられるノイズちゃん!というわけで、ぶじ故障確定のいたりとなったわけです。

 

 

ボリューム絞ろうが何しようが、電源が入ってる限りお構いなしに流れ続けるハム音。いやこまったぞ。これ仕事できんじゃないか。一応ドライバーで裏蓋を外すなども試みましたが、存外に頑丈なつくりで開きません。自力修理は無理っぽい。というかそもそも私は電気工作の知識が皆無ときたので開けてみたところで虚しいのでした。

 

 

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在りし日のM-AUDIO BX5a(と乗る猫)

 

 

使っていたのはM-AUDIOのBX5aというモデル。買ったのは13,4年くらい前でしたか。ま、長く使ってきたのでそろそろ買い替えても良い頃だったのかも知れん。これも神の采配か。とアホなことを思いつつ即ネットでポチることにしました。ホントはいろいろ比較検討を重ね、店頭におもむいて試聴のすえ厳選した機種をこれ現金で買い求める、といった重厚な段取りを踏みたいところですが、締切はその間にもしずしずと忍び寄ってくるのです。とにかく早く買い求めねば。とはいえ運悪くハズレを引いたときのダメージを抑えるべく、お値段お安めのものをリサーチ。とにかくこの場をしのげさえすればいいのだ!なお、私の人生はおおむねこの繰り返しで形成されています。

 

 

即納可、お値段の手頃さ、チューニング機能の多さ、前面バスレフ、という条件が決め手となり、ポチったのはこの機種。PRESONUS Eris E5です。

 

 

背面の画像などはこのサイトでとっくり見るが吉

 

 

実売で1本15000円弱、2本で3万以下なので、万一スカタンだったとしても懐へのダメージは、まあその、なんだ、正直痛いですが、まあなんとか我慢できるレベル。

 

 

到着を待つ間、先に息子のスケボーが届いたので、どれ貸してみな、とうかうか乗ったところ冒頭のような羽目になり、あやうく重いものが持てなくなって設置もムリ!という事態になりそうでしたがそこはそれサロンパスバンテリンの力でしのぎました。ビバ医薬品。

 

 

一台での販売なので注意 

 

 

着荷したので早速設置して試運転です。ゲインやEQなどはすべてクリック付きの有段階ツマミ。これは地味にうれしい。無段階つまみだと左右のバランス決めを耳に頼らなくてはならないので意外と面倒なのですが、これは一発で決まりました。

 

 

チューニング機能としては、ハイとミッドのEQや、スーパーウーファーを併用する場合の低域カットオフ機能、Acourstic Spaceという設置場所にあわせて中低域の出力を設定できるスイッチがあります。EQとカットオフはいじらずフラットで。Acourstic Spaceは壁近を想定したセッティングにしてみました。早速リファレンスの音源を再生。また、ソフトシンセを立ち上げて音源をつらつらと引いてみます。

 

 

…おお。

 

 

お値段のわりにはとてもいい印象でした。全体的に凸凹していないフラットな音質で、ハイはちゃんとでてるのに耳に痛くなく、ミッドにも変なクセがありません。5インチウーファーなのでさすがにローは60Hzあたりが下限ですが、その直前まではよく出ております。ボワボワせず締まっているのもステキ。Acourstic Spaceの効果が出ているのかも知れません。電源を入れたときに「ブッ」というノイズが出ない「ソフト・スタートアップ」機能も地味によいです(あれスピーカーが痛みそうで嫌なんですよね)。一番良かったのは左右の定位の明確さですね。それまでちょっと曖昧だったセンターの定位や、ステレオ音色の左右の広がりがより明確になりました。この点だけでも買い替えた効果はあり。うーん怪我の功名。

 

 

PreSonus プリソーナス アクティブスタジオモニター Eris E5 (1台)

びっくりしてる一つ目小僧のようなツラがまえ

 

 

しかし、前のスピーカーが経年変化でいつの間にかヘタってて、それで定位がぼやけてたのが買い替えで正常化された、という見方もできます。使い慣れているからといって安心しきらずに、たまには自分の環境を客観的に見直してみる、ということも大事なんじゃないか、と思った次第です。

 

 

  

 

 

 

さて話は変わりまして…もはや札幌のゲーム業界人御用達(言いすぎ)、札幌ゲーム会社まとめに新たに2社を追加しました。

 

 

matome.naver.jp

 

 

今回追加したのは、

 

クラスメソッド株式会社さん(※ゲームインフラ関係です)

classmethod.jp

 

株式会社SHIFTさん(※デバッグ業務をおこなっています)

www.shiftinc.jp

 

 

以上2社さんです。私からは以上です。