スタジオ・サニーサイド

札幌を拠点に活動する、ゲームのサウンド&シナリオ制作スタジオです

学生さん向け!人の話を熱心に聞いてるように見せよう!

こんにちは!
プロジェクトの谷間なのでここぞとばかりに
携帯を機種変更してiPhoneに、そして新しいノートパソコンを購入した加藤です!
しかし業務が詰まってしまい新しいノートパソコンは箱から出してもいません。
来月……来月からがんばる!(セットアップとか)



それはさておき、先日知人の依頼で、市内の大学のゼミで
ゲーム業界についてお話してきました。


こちらの大学です。

お話を聞いた時、最初は知り合いのゲーム会社の方を
紹介しようかと思ったのですが
ゲーム関係とはまったく関係ない学部だし、少人数のゼミだということで
私の方から、ざっくりした「ゲームのお仕事とは」といった話をしてきました。

話した内容は

  • ゲームに関係する企業の種類(ハードメーカー、ソフトメーカー等)
  • パブリッシャーとデベロッパー&札幌にも開発会社あるよ
  • ゲーム開発に必要な職種とゲーム開発の流れ
  • ソーシャルゲームについて

…というような感じでお話してきましたが、
やはり男子学生さんなんかは興味があるようで
話の後も質問してきてくれたりと熱心な様子でした。



と、そんなことがありまして、今回は
以前から「機会があったら学生さんに話しておきたい」
と思っていたことをお話します!

私は昔、専門学校のゲーム科で非常勤講師をしてまして、
プランナー・プログラマー・デザイナー合同で
30〜40人のクラスを持っていました。
あとたまに就活関係で、お話させていただくこともあるんですが
そういった時に思うこと、それは
意外と話す人は聞いてる人の様子がよく見えてる
ということです。

つまりひらたく言うと
壇上からでもおまえの様子はバレバレだ
ということなんですね。

授業やセミナーの時、受けている側としては
「他にも大勢いるし自分一人がダラ〜としてもわからないだろう」
と思うかもしれませんが、これがけっこう見えてまして、
教室くらいの広さや人数ならもちろんですが、100人くらい入る会場でも

  • 熱心に聞いている風の人。頷いたり、真剣な、もしくは興味深そうな表情で聞いている人。
  • 熱心に聞いてない風の人。寝てる、悪い姿勢、他のことをやってる人。
  • 前方の席の人。
  • 最後列の人。満席でなければあえて離れた最後列にいる人はむしろ目立つ。

動きのある人…というのでしょうか、
こんな条件に当てはまる人は視界に入って印象に残ります。


たまにいるのですが、本人も悪気なく、そんなつもりはないのに
なんとなく「姿勢が悪い」「表情が険しい」ということで
壇上から見ていて、すごく感じが悪い人がいます。
「私の話、気に入らないの?」と思ってしまうような…。
最初の授業で「なんだこいつ」と思っても、
授業が進んで話してみたら真面目ないい奴だったなんてこともありまして、
そういう人は無意識でやっているのですごくもったいないなーと思います。
そういうクセがあるかも?という人はぜひ気をつけてみてください。


またそれとは反対に、ちょっと意識するだけで
自分をより好印象!に見せることも可能なのですよね。
話している方としては、自分の話を熱心に聞いてくれている人、
例えばいいところで適宜頷いたり、熱心な表情で聞いてくれる人は
「そこのきみ、本当にありがとう!! きみほんといいやつだな!!」
と心の中で思うほどありがたいのですよ…。
(特に私のように人前で話すのが不慣れな人間には)

以前授業を持っている時、私が話しているあいだ
慈愛に満ちた微笑みでやさしく頷いてくれる生徒さんがいて、
その人が視界に入る度に「ああ…私、見守られてる…」と
暖かな気持ちになったものです。
私の中ではその人の印象は「いい人」どころか「仏」です。
そんなわけなので、就活セミナー等で興味ある会社の方のお話を受ける時は
ちょっと意識して頷いたりしてみましょう。


ビジネス関係のコミュニケーション術でもよく言われるのですが
相手がじっとしているより、適宜頷いたりリアクションしてくれる方が
話す方もずっと話しやすくなるため、
のちのち、仕事で会議などに出る時も同様に
適切なリアクションをすると話の流れも円滑になるかと思います。

頷くためには人の話をちゃんと聞かないといけないので、
頷くのを意識することで、結果、人の話を意識して
聞くことにも繋がりますしね。
ウソくさくならない程度に、頷いたりしてみてください!


というわけでTipsとも言えない簡単なことですが
どのシーンでも使えると思いますので、ちょっと意識してみてください。
なんせ業界狭いので、学校やセミナーで会った学生さんに
再会することもよくあります。
インターンシップや新入社員として、なんてこともしょっちゅうです。
ですので「自分はまだ学生だから…」というのではなく
活動中から、社会人のように意識して行動した方が
のちのち良いですよ…というお話でした。

それではまた次回、お会いしましょう〜。



お知らせ:来週の更新はお休みさせていただきます。