こんにちは!
このブログはなんとなく「ゲーム好き」「ゲーム業界を目指す学生さん」
あたりが読んだらちょうどよい…というイメージで書いている加藤です!
ちなみにban氏は同業者向けというイメージで書いているそうで、
2人の記事の難解さに差があるとしたらそれが原因です。
さて今日はスクリプトのお話です。
私はプログラマーではないので本当に簡単なことしかわからないのですが、
わかる範囲でお話していこうと思います(笑わないでね!)
スクリプトは簡単なコマンドで作成できるプログラムで、
主にストーリー系のイベント(キャラが会話しながらお芝居するシーン)を
組むのに使われます。
最大の魅力は、誰でも作業できること。
簡易とかいいつつスクリプトにも難易度がいろいろあって、
イベントの基本(背景、キャラ表示、サウンド、メッセージ表示)のみの簡単なものから、
フラグやパラメータの管理を含むもの、キャラやカメラを複雑に動かせるもの、
「こりゃもうプログラムじゃないっすか…!」としか言えないくらい難しいものまで
多岐に渡ります。
ですが基本的には教わればプログラムをしたことがない人でもできるものなので、
プランナーがシナリオ書きつつ作成したり、アルバイト君やインターンシップさんに
頼んだりと、人海戦術で膨大な量のイベントシーンをこなせる利点があります。
ちょっと話が逸れますが、ゲームに関する仕事をしてみたい! という場合、
デバッガーという道があるとよく言いますが、それと同様に、
最近ではスクリプターもいいんじゃないでしょうか。
例えばですがレベルファイブ福岡本社でスクリプターを急募しています。
(8月23日現在の情報です。詳しくはレベルファイブさんのサイトをごらんください)
現在ゲーム会社でプランナーで働いている人で、元はアルバイトでスクリプト書いてた、
という人も何人か知っています。
全体的なお話や演出はプランナーやデザイナーがつけますが、細かいお芝居は
スクリプターが各自つけるので、お手伝いとはいえ自分なりの仕事ができると思います。
もちろん絵が描きたいからデザイナー! とか、プログラムを勉強するぜ! とか
いろいろ志望方向はあると思うのですがこういうのもあるよ〜ということで紹介してみました。
で、話を戻しまして…。
そうは言うけど、ホントに簡単なのか!? と思われそうなので、
次回はフリーのスクリプト作成システム「Nscripter」を紹介しつつ
作ったサンプルを使ってどんな感じかお話します。
ということでまた来週!