スタジオ・サニーサイド

札幌を拠点に活動する、ゲームのサウンド&シナリオ制作スタジオです

机仕事をしながら足裏をマッサージをしたい貴方に


昔買ったVHSのソフトが捨てられない。こんにちわ。banです。



私、実は扁平足でして。突然ですが。
いきなり何を言い出すんですかと言われそうですが、
仕事にもほんのり関係のある話なのでまあ聞いてください。


まあべつに痛みとかが無ければ偏平足は放っておいても別に構わないそうなのですが、
しかしまあ弊害があるにはあって、足裏が非常に疲れやすいんですね、これが。
例えばちょっと歩いたり、立ちっぱなしだったりすると、
何と表現すればいいのか難しいですが、足裏が凝ってくるのですよ。
肩こりほど不快ではないですが、足裏の土踏まず(というか私のは土踏み放題ですが)の奥にあるツボが、
もんでもんでと刺激を欲してくるのです。
放っておいても実害はありませんが、どうもスッキリしない。気が散る。仕事もはかどらん。


自宅ならこう思うさまズボンとソックスを脱ぎ捨て、
やおらアグラをかき土踏まず(に当たる部分)を思い切り指圧攻めにして「くうう〜」と痛ぎもち良さを堪能したり、
足裏を湯で洗った後サロンパスを貼ってじわじわ来る刺激を「むはー」と味わったりするのですが、
人前でなかなかそのような思い切った行動を取るのはためらわれます。


会社員時代は、そのような足裏の疲れを仕事中どうほぐすかでいろいろな試みを行なっていました。
土足禁止の職場だったので、健康サンダルをはいてみたりとか。
椅子の上にこっそりアグラを書いて、ドライバーの柄の丸いところでグリグリしたりとか。
で、いちばん気持よく、かつ仕事の手を止めずに刺激できるのが、ゴルフボールを使った方法だったのですね。


これはもう単純に、机の下に安いゴルフボールを二個転がしておいて、
ああー足裏が疲れたなあ、と思ったらそっとサンダルを脱ぎ、足でゴルフボールを転がり寄せ、
やおら土踏まず(と世間では呼ばれる部位)でゴルフボールを踏みつけて、ひとしきりグリグリと…。
いやこれがたいそう具合がよかった。ゴルフボールの丸みと大きさが足裏のツボ刺激にちょうどよく、
また足の自重をかけてゴロゴロできるので余計な疲れもなく、刺激もいい感じに強い。
なにより仕事の手を止めずにできるというのがよろしかった。


しかしまあ不都合もあって、基本的に見た目はタダのゴルフボール二個ですから、
事情を知らない人にとってはそのような用途を知る由もなく、
掃除の際に転がって行って拾われて片付けられてしまったり、
あるいは自分でうっかり蹴飛ばしてラック裏の奥深くに入り込み取れなくなってしまったりで、
度重なる紛失を経て、いつしかこのゴルフボールマッサージ法もやめてしまいました。


自営業となった今では、キッチンで根を詰めて洗い物をした後などに足裏の疲れを感じることが多く、
心情的にはゴルフボールを二個、仕事場の床に常備しておきたいところですが、
いかんせん我が家には触るものみなオモチャだぜの二歳児が生息しているので、
転がして無くしたり口に入れてみたり床にバンバン投げつけて階下から苦情が来たり、
という悲惨事が容易に想像されるため、やめました。


その代わりに、ドラッグストアで買い求めたふみふみマッサージ器(たぶん698円くらい)を机の下に置き、
時折土踏まず(と仮の名で呼ばざるを得ない部分)にあてがってはグリグリと踏みつけています。




偏平足野郎の強い味方



これ、ゴルフボールのように転がすことはできませんが、
もみ玉の大きさといい出っ張り具合といい、かなりいい線いっております。
時折子供がこれで遊んでたりしますが、
不用意にねぶりはじめたり、これで父ちゃんをバシバシ殴打してくるのを警戒すればいいだけなので、まあ気が楽です。
いま現在もそれを踏みながらこの記事を書いています。ああー。んんー。むうーうー。こんな私からですが以上です。